PCメンテナンス知識
・ファンクションキーによる文字変換
ファンクションキーとは、キーボードの上部に並んでいる「F1」~「F12」と書かれているキーのことをいいます。
「F6」キーから「F10」キーは文字の変換に割り当てられており、ひらがなやカタカナ、アルファベットなどを即入力できる。 「F6」キーは、入力した文字をすべて全角ひらがなに変換、「F7」キーは全角カタカナへの変換、「F8」キーは半角カタカナへの一発変換となっている。
「F6」キーは、入力した文字をひらがなに変換することができます。
この方法は、誤ってカタカナやアルファベットに変換してしまって、すぐにひらがなに戻したいときに使います。
「F7」キーは、入力した文字を全角のカタカナに、「F8」キーは、半角のカタカナに変換することができます。
「F7」(例:パソコン)
「F8」(例:パソコン)
「F9」キーは、入力した文字を全角のアルファベットに、「F10」キーは、半角のアルファベットに変換することができます。
「F9」(例:abc)
「F10」(例:abc)
PCメンテナンス知識2
PCメンテナンス知識1の続きです。
(1)PCのCPU(種類)
Windows、Mac関わらず、多くの製品にインテル製のCPUが搭載されています。XEON、Core i7、Core i5などがある。
・AMD(エーエムディー)
シェアではインテルに劣るものの、グラフィック処理性能に高い評価を得ており、4Kなどの高解像度の映像や、3D映像をCPUに負荷をかけることなく滑らかに再生できます。Ryzen、AMD FX、AMD A-Seriesなどがある。
(2)PC用のメインメモリ(種類)
・DIMM(ディム)
PC向けのメインメモリーの種類は DIMM が多いです。DIMMとは、Dual In-line Memory Module の略称です。本体サイズが大きいデスクトップパソコン向けです。
DIMM 以外のメインメモリーの種類には、RIMM (リム)、SO-DIMM (エスオーディム)、MicroDIMM (マイクロディム)があります。RIMM は、最近のパソコンではもう使われていません。SO-DIMM や MicroDIMM は、小型のデスクトップパソコンやノートパソコン向けです。
(3)PC用の補助記憶装置(種類)
・HDD (Hard Disk Drive)
HDDは回転する磁気ディスクにデータを保存するための磁性体が塗布されており、磁気ヘッドが磁気ディスク上を移動して、磁気でデータの読み書きを行います。
低価格で大容量のデータを記録できることが特徴ですが、データの読み書きの際は、回転する磁気ディスクと磁気ヘッドが非常に近づくため、振動や衝撃に弱く壊れやすい。
また、物理的な駆動部分があるため、電気的に記録を行うSSDやeMMCと比較してデータの読み書き速度は低く、消費電力も大きくなってしまいます。
・SSD (Solid State Drive)
SSDはフラッシュメモリを記憶媒体に用いる補助記憶装置です。駆動部分がなく電気的に行うため、データの読み書き速度が非常に高速です。
特にランダムアクセスに対する性能が高いです。また、同じく駆動部分がないため、耐衝撃性が高く製品サイズの小型化が容易で軽量なので、ノートパソコンとの相性が良いです。
ただ大容量の製品を選択する場合、HDDに比較して高価格になります。
(4)光学メディアの規格(種類)
・DVD
DVDはCD同様、パソコンのデータ記録用のDVD-ROM、ライトワンスメディアのDVD-R、リライタブルメディアのDVD-RWも存在します。書き込み用ディスクの規格を決める際に各メーカーの足並みがそろわず、DVD+R、DVD+RW、DVD-RAMなどの派生規格も乱立しましたが、現在はあまり見かけません。
DVDはより波長の短い650nmの赤色レーザーを使用しています。CDよりも溝を細かく掘ることで約7倍の4.7GBのデータを記録できるようになっています。
さらに、半透明の記録層を間に入れることで記録面を2層にすることもできます。半透明の記録層は若干データ容量が減るため、2層ディスクの容量は4.7GBの2倍の9.4GBではなく8.54GBになります。
必要に応じて裏返して使用する両面記録の規格や、DVD-RWドライブを搭載したビデオカメラなどで使用された8cmの規格もあります。
・Blu-rayディスク
Blu-rayディスクは1層タイプで25GB、2層タイプで50GBのデータを記録できます。
CDやDVDの赤色レーザーに対し、Blu-rayではその名の通り青色レーザーを使用しています。波長は405nmで、DVDよりも記録密度が高くなっています。
記録用のメディアとしては、ライトワンスメディアのBD-R、リライタブルメディアのBD-REが存在します。また、規格を拡張して3層以上に対応したBD XLも存在し、3層ディスクは100GB、4層ディスクは128GBのデータを記録できます。
・無線LANの規格(種類)
現在のWi-Fi(無線LAN)規格の主流は、「11n」と「11ac」の2つです。
11nは、アンテナ1本あたり約150Mbpsでの通信を可能としており、それを4本まで束ねることができます。アンテナを束ねることにより、最大600Mbpsの通信速度を実現します。ただし、実測値(実際に送受信されるデータ量)は理論値の半分~3分の1ほどといわれています。
11acは、11nの10倍以上の高速通信が可能なWi-Fi(無線LAN)規格です。2013年にWave1(第一世代)が登場し、2015年にさらに高速なWave2(第二世代)が登場しました。
11acは11nと比べて、帯域幅(速度制限)や信号(データ量)などがパワーアップしたことにより、高速化を実現しています。例えば、11nの帯域幅(一度に送れるデータの量)は20~40MHzですが、11acの帯域幅は80~160MHzに引き上がっています。また、1つの信号に含まれる情報量は、11nが6ビット(64QAM)なのに比べて、11acでは8ビット(256QAM)に増えています。
・ディスプレイ接続端子の規格
デジタル式とアナログ式があります。代表例を紹介します。
VGA→アナログ通信
DVI→デジタルで通信
・DVI-D デジタル信号対応
・DVI-I デジタル・アナログ信号両対応
・DVI-A アナログ信号対応
DVIは上記の種類のほかに、「シングルリンク」・「デュアルリンク」と呼ばれるコネクタ形状があります。この2つの違いは、対応解像度にあります。解像度は画面の精細さを指す指標です。
PCメンテナンス知識1
共有パソコン使用時の注意点
・離席する際にはログアウト(またはシャットダウン)する
・オンラインサービスなどを終了する際には、別のサイトに移動したりブラウザを閉じる前に、必ずオンラインサービスからもログアウする
・メールやSNSなどのアカウント情報(ユーザ名,パスワード)等をブラウザやソフトウェアに記憶させない
HDD等メディア廃棄時の注意点
・ハードディスクを廃棄する前にハードディスク内のデータを完全に消去
・物理破壊(ハンマーで破壊、水に浸す等)
・自治体で処分する
・不要品回収業者で処分する
マルウェアの種類
・コンピュータウイルス
・ワーム
インターネットでのトラブル事例
・他者の権利を侵害する投稿や視聴
・ワンクリック詐欺やウイルスなどによる不当請求
・悪意あるWi-Fiスポットを利用したことによる情報流出
・投稿から個人が特定されたことによる被害
・SNS等での誹謗中傷による慰謝料請求
センサー機器の調査
センサー機器について書いていきます。
センサーとは、物理的、化学的な現象を電気信号やデータに変換して出力するデバイスや装置のことです。
・センサーの種類
センサーには、測定・検出する物体や使用環境、設置条件など多様なニーズに応えるために、多くの種類があります。今回は3つ紹介します。
光電センサ
光電センサは可視光線、赤外線などの「光」を投光部から発射し、検出物体からの反射光や、しゃ光されて変化した光量を受光部で検出し出力信号を得ます。
超音波センサ
超音波式センサは、超音波を使用して距離を測定するセンサです。センサヘッドから超音波を発信し、対象物から反射してくる超音波を再度センサヘッドで受信します。超音波式センサは、発信から受信までの「時間」を計測することで対象物までの距離を測定しています。
画像判別センサ
画像判別センサは、カメラで撮影した画像を使用して対象物の有無や違いを判別するセンサです。画像検査システムと違い、カメラ・照明・コントローラが一体になっており、構成や操作がシンプルです。他の汎用センサに比べて多機能で、1度に多点の検出や、色の違いと形の違いを同時に判別することも可能で自由度が高いのが特徴です。また、画像という「面」で広くとらえる原理のため、対象物の向きが一定でなくても検出できます。
・身近で使われているセンサ機器
私たちの周りで使われているセンサ機器はたくさんあり、今回は「光センサ」が使われている機器を紹介します。例えば、自動ドアです。光センサとは、光検出器とも呼ばれるように、光の有無をキャッチし、電気信号に変換する電子部品です。機能は、人体が影となってセンサに光が遮断されることによって起動する仕組みとなっています。そのため、コンビニの入り口の前に立つと自動ドアが開くようになっています。
その他にも、人が通ると玄関ライトが点灯する、トイレから出ると勝手に水が流れるなど、光センサを使う機器は多くあります。
・自分が考えるマイコンボードとセンサを組み合わせてできるモノ・アイデア
例としては大体100cm以内に人やモノが来たことを発見したい。そのため、距離を測る目的のために距離センサとArduinoを使うなどでしょうか。自分の創造力のなさにビックリです。
マイコンボードの調査
マイコンボードについて書いていきます。
1.マイコンボードの種類
・安価でOSが乗らない単機能なマイコンボード
例:Arduino、mbed、ESPer、Nefry、WioNodeなど
・比較的高価でOSが乗る多機能なマイコンボード
例:Raspberry Pi、DragonBoardなど
2.マイコンボードの活用事例
1つ目の事例はArduinoです。「Arduino(あるどぅいーの)」は用途に応じてDuo、Leonardo、Micro、Nanoなど、さまざまな種類のボードが発売されています。
最近のArduinoは「Arduino Create」と呼ばれるクラウドサービスを提供しており、学習リソースやプログラムの作成からボードへの書き込みまですべてブラウザ上で行えるようになっています。
2つ目の事例はNefryです。「Nefry(ねふりー)」の場合、Wi-Fiさえあればすぐにネットワークに接続でき、MilkcocoaやmyThings、IFTTTなどのインターネットのサービスと簡単に接続できます。
3.活用アイデア
Arduinoは電子工作用のマイコンモジュールとして有名です。
Arduinoと各種センサー(加速度センサーやジャイロセンサーなど)を組み合わせることで、ドローンを自作することができます。
技術ブログについて
技術ブログとは、技術的なノウハウが具体的に書かれたブログのことです。具体的には「アプリケーションの開発手法」「コードの書き方や使い方」など、技術の解説やノウハウなどが書かれています。最新技術についてのブログもあり、初心者でもわかりやすくなっています。
自分は「ビジネスとしての技術ブログ」を読みました。技術ブログを書くことで実際に利益を産むのか、技術ブログを書いていると文章力がつくのか、ビジネスにするならなど、客観的に見て、ビジネスとしての技術ブログになるのかなどの内容が書かれていました。読んだ感想としては、技術ブログの現実を知り、少しネガティブになりましたが、有益な情報を得られたとは思っています。
後期の意気込み
自分は特に資格を取ることを頑張ろうと思っています。他にも色々あるのですが、資格取得に向けて過去門を取組んだり、勉強時間の増加を心掛けるようにしたいと思っています。とある試験で1回落ちてしまっているので、2度とそのようなことがないようにしたいです。